就職活動についてのアドバイス

(西村ゼミ 2000年卒) 三浦 恵理


(1)はじめる時期について
---学校の方で、ガイダンスを行います。私たちの時は9月ぐらいでしたが
今年は7月にガイダンスがあります。それ以降はテーマに絞ったり業種に
絞ったりして講義形式でおこなってくれます。参加は自由です。
その後は、リクルートや日経などに登録をして資料を配布してもらえるように
手続きをします。その手続きに関してなのですが、主なものはガイダンスに出席
した時に用紙をもらいます(リクルートや日経など)。その他は就職部においてある
用紙をもらい提出をします。その手続きをした後に資料が送られてきます。
私の時には11月からでした。ただ学部によってかなり差があるようです。
私の知り合いの人の人は、仏教学部・文学部だったのですがかなり遅かったです。
12月とか1月とかになって資料が送られてきていました。

(2)どういう風に資料をもらったり説明会をいれたりするのか
---リクルートや日経などから送られてくる資料にはある一部の企業しか載って
いないので特定の企業からの資料がほしい時にはその企業のホームページの
新卒採用のところを活用するか、リクルートのおこなっているリクナビなどを活用
するといいと思います。
リクナビは業種別、職種別などの項目を用いて興味のある企業にアクセスしたり
日程などを指定して説明会などの予約ができます。確かリクナビは11月
ぐらいには次年度の卒業生用として使えると思います。

(3)就職部の活用の仕方
---就職部には、以前、新聞社関係(???)に勤めていた森田さんが
おられるのでその方にエントリーシートとか作文などをみてもらうといいと思います。
作文は「私の思い出(???)」というような題を与えられそれについて書いてきます。
確か、10月か11月くらいから次年度の卒業生が利用できます。予約をかけても
すぐにはみてもらえないのではやめに申し込むといいと思います。大体、混んで
いる時期で2〜3週間待ちだったような気がします。

(4)ソフトウェア業界を選ぶ上での就職部のアドバイス
---就職部の多良さんがおっしゃるには、ソフトウェアは会社の規模が小さいと
当たりはずれが大きいのでなるべく大きいところがいいでしょうとの事です。
大きいところはつぶれても下の会社(小さい会社)にいけるチャンスがあるから
だそうです。

(5)ソフトウェア業界が説明会で他社とくらべてここがいいと主張した
---SI認定企業であるか、下請けでないかなどです。ソフトウェア会社は下請けが
とても多いです。下請けであるかどうかは取引先業の名前を調べてみるといいと
思います。ただ、会社によっては自分の会社が下請けである事を隠し、中間業者を
とばして最終取引先を書く事もあるので注意してください。

(6)個人的に会社のここがいいなぁと思ったこと
---研修が長いところ(OJTをぬかして)。資格手当がつくところ。質問の答えが
数値でおきかわるものは数値であらわしてくれているところ。

(7)説明会から 内定までどういう風な過程ですすむか(一般的に)
---一般的に説明会。そしてその場でかまた日を改めてテストを行います。
私の内定した企業は適性検査、数学、英語、一般常識、エントリーシート、
小論文でした。その後に1〜3次面接です。一番多かったのは
1次は人事クラス(個人面接または集団面接)、2次は部長クラス、3次は
役員クラスです。

(8)企業から次の選考にすすむための電話がかかる可能性がある場合、家にいた方がよいのか
---必要はありません。そのかわり留守電にをセットしておいてください。

(9)私からのアドバイス
---はじめはわからない事だらけだと思いますがとにかくいろいろと行動して
みてください。大体の事は行動してみたらわかると思います。そして、活動を
してみると「自己PR」と「志望動機」が大切だと思います。
私の場合、自己PRはバイト先の事を中心に話しました。バイト先で学んだここ
が就職してから役立つと自分からストレートに言わないで相手がちょっと考えて
ここが役立つのではないかと考えられるように話しました(話したつもりです)。
志望動機は、その業界や企業の大体どういう事に魅力を感じたのかを話しました。
その後、将来自分はどういう風になりたいのかを話しました。
会社の人はこれからを託す人を選択するわけですから将来に対してどう考えて
いるかを少々無理があってもよく聞いてくれます
(特に私の場合、文系からのSE志望だからかもしれませんが)。
とにかく将来できるできないは別として何がやりたいのか、そしてそのやりたい
事のためにどういう手段をとっていこうと考えているのかが明確に語れると
いいと思います。
その他の質問に対してもきちんと自分の意見を述べる事が重要であり
どうしてそう思ったのかという事をつけくわえるといいと思います。
ついつい試験官に気に入られる事をいいがちになってしまいますがそれでは
相手との差別化ができません。
否定的な事でもしっかりと述べて相手を論理的に説得ができれば誰よりも
あなた自身の評価はあがるはずです。
そうすれば内定をもらえるのではないでしょうか(多分・・・)。

(10)内定書(どのような感じでくるのか)
---一般的に最終面接にとおったら電話の後、書類が送られてきます。
そこには来年入る事を約束しますという内容の書面にサインをしてください
と書かれています。
大体は期限がついているのでその間に意志を表明しないと内定を捨てる
事になってしまいます。


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