卒業論文         

・テーマ   中小企業の経営戦略



・概要    現在、中小企業は、極めて多様である。また、多数の人々が働くことを通して自己実現            する場であるという意味からも極めて重要な存在であり、その多様性・多面性から今後の            戦略を考える。


・目的   中小企業は、独自の意義と可能性をもち、中小企業ゆえの問題性をもつという、中小企業とし              ての両面での独自性のもった企業が今後、どのように、大企業と関わっていくのかを調べる。
          筆者の生まれた地では、数年前に大手のデパートができ、親しみの合った店が次々になくなってい           き、残りの企業も経営が困難になっているのが現実である。そのような中でも、大手に負けない、独          自の戦略で独自の経営をする、ベンチャー企業が多々見え始め、その中小企業こそが、「やりがいの          ある職場」として注目されている。

・内容  「中小企業」と聞いて、どのような企業をイメージするか。一番身近な中小企業は商店街の中小小売店、八百屋、電気         屋等々、あるいは飲食店、対個人サービス業の床屋、クリーニング店といった小零細な商業やサービス業経営か。あるい        は、町工場と呼ばれる小零細規模の工場、大企業の下請企業、陶磁器産地のメーカーのような地場産業の企業、これら         の製造業の中小企業群か。さらには、ベンチャー企業とかコンピューターソフト開発企業といった新たな形態の中小企業で        あろうか。このようにあげると実際、中小企業論で取り上げる中小企業も、イメージの多様性と同様に、極めて多様な中小        企業を含んでいる。
         そのような中小企業の数々が、大企業が次々と合併、統合、倒産と激動する現在に、そのように立ち向かっていけば勝ち        残れるのか。大企業の戦略と合わせて、中小企業の戦略を考え、今後の課題を追求していく。

・参考文献
      1.渡辺幸男・小川正博・黒瀬直宏・向山雅夫,「21世紀中小企業論」,有斐閣,(2001年)
      2.藤田敬三・竹内正巳,「中小企業論」,有斐閣,(2000年)
      3.翼信晴・佐藤芳雄,「新中小企業論を学ぶ」,有斐閣,(1999年)
      4.ジョーン・マグレッタ,「戦略と経営」,ダイヤモンド社,(2001年)
      5.長谷川秀記,「経営戦略の法律知識」,自由国民社,(1991年)
      6.日本経済新聞社,キャノン高収益復活の秘密,日本経済新聞社,(2001年)


・今後の方針


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