卒業論文
テーマ 「個人投資の増加が日本経済に与える影響」

概要

長引く超低金利やペイオフの導入、年金制度の変更から、資産運用方法は転換に迫られていると思う。筆者は、これからの資産の運用方法として、「個人投資」が盛んになると考え、個人の投資が増加したときに、日本経済はどのように変わっていくのかを研究していく。

目的

 この論文を読んだ人に、投資の方法・ペイオフについて・年金制度について簡単に理解してもらうこと。そして、今後のライフプランに少しでも役立ててもらいたい。また、今後の日本経済がどう変わるかについての筆者の見解を理解してもらい、最終的には読者の見解をより深めることにも役立てることができればよいと思う。

進捗状況

 個人投資は本当に増加するのかという課題について、新聞、本、インターネットなどで、現在の日本の制度(とくにペイオフ・年金制度)について勉強し、さまざまな角度からアプローチしている。
 いまのところ「個人投資は増加する」というのが筆者の考えだが、もっと研究を進めていけば、ひょっとしたら「個人投資は増加しない」という考えに変わるかもしれない。その場合は、「では、どう変化するのか?」について考え、研究の方向を変更するつもりです。

内容

@本当に、個人投資は増加するか
 これは、進捗状況に書いたように、ペイオフ・年金制度・投資について研究した結果達した結論を、なるべく簡単に説明しながら述べていく。
A個人投資が増加したらどうなるか
 @の結論・または仮定をもとに、今後の日本経済がどう変わるのか、自分なりの見解を、日本と個人投資大国アメリカとを比較しながら述べていこうと思う。
B今後、資産をどう運用していくべきか
 今回研究したことを通して、筆者が思い描いたライフプランニングを述べていく。

参考文献リスト
坪野剛司,新企業年金,日本経済新聞社,2002.
増田正美,40歳からの1日10分間科学的株投資法,講談社,2002.
吉本佳生,投資リスクの真実,PHP研究所,2001.
太田晴雄,銀行預金封鎖,オーエス出版,2002.
墨 貢蔵,金融ビッグバンと資産運用,西村ゼミ卒論,2000.