ゼミ論テーマ　

「雇用調整の現在と今後」

概要：
　現在の欧米をはじめ日本の現状をふまえ、主に日本を代表とする企業をタイプ別に分類し、事例　を調査し、どのような雇用調整が行われているかを分析する。以上の結果から、雇用調整が今後どのような方に進んでいくのかを考察する。

内容：
　深刻な平成不況下、１９９９年には4.7％という戦後に労働力統計が開始されて以来の高い失業率を記録した。その後２０００年に入って景気回復の兆しを見せ始めたが、その足取りは少なくとも雇用に関する限り極めて緩慢である。このような状況を反映し、深刻にも雇用調整という形でしわ寄せがさまざまな分野に及んでいる。主に不況期に企業内において発生した過剰雇用（excess employment）には、さまざまな方法で調整が求められている。そこで日本を代表する企業をタイプ別に分類し、事例を調査し、どのような雇用調整が行われているかを分析する。


　　○過去に大幅な赤字を経験しており、平成不況下でも経常赤字の企業
　　○過去に大幅な赤字を経験しており、平成不況下でも経常赤字が急減している企業
　　○過去に大幅な赤字を経験しており、平成不況下では経常利益がまずまずの企業
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