2005−06−27
小西恵太
ズボンのはき方
皆さんはズボンをはく時、どちらの足を先に通しますか?
多くの方が利き足の逆ではないでしょうか?
実は、日本人は圧倒的に利き足の逆から入れる人が多いという結果が得られています。この理由は色々考えられます。
理由(1) 例えば利き足が右の人は、右足で立った方が安定するから。 |
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理由(2) 幼い時に親にズボンをはかせてもらった時の習慣がそのまま残っているから。 |
〜理由(2)の説明〜
恐らく、親がはいているのと同じ側から足を入れているはずです。そうやってどんどんさかのぼっていくと、戦国時代の武士の作法にたどり着くのです。
武士というのは常に戦いと隣り合わせなので、何かあればいつでも戦える準備をしておくのが“たしなみ”でした。袴をはく時も利き足が空くように逆足からはくのが“たしなみ”とされたのです。こうした習慣が代々受け継がれ、今にも影響を与えていると考えられます。
〜理由(1)の説明〜
この理由に関しては、納得できる人とできない人がいると思います。僕は納得できませんでした。そこでなぜかを考え、得られた解答が“サッカー”でした。
サッカーは利き足でボールを蹴るので、軸足が利き足の逆なのです。要するに、安定するのが利き足の逆なのです。
そこで・・・
サッカー関係者とそうでない人達にアンケートをとりました。(資料)
結果は資料の通り、やはり、サッカー関係者でない人達は、利き足と逆の足を先に通す、「軸足が利き足」がダントツ的に多く、サッカー関係者は、利き足を先に通す、「軸足が利き足と逆」が多少の差ですが、「軸足が利き足」を上回るという結果が得られました。
今度ズボンをはく時は、いつもとは逆の足から通してみたらどうでしょう?
新しい発見があるかもしれませんよ・・・
参考文献→雑学解剖研究所(http://why.mods.jp/)