就職活動しました。

2010-11-10
高木翔平

思ったことを適当に並べてみました。100%僕の主観なので、間違ってても知りませんし、責任も持ちません。

<会社選びで意識したこと>

自分がどんな人生を送りたいのか(当然はっきりとは見えないので、本当に大きくぼんやりと)をずっと考えてました。

「どこで働きたいか」もしくは「どこで働きたくないか」。
自分にとって大事なものの優先度をつける。
で、その優先度はどうしたら実現できるか。
(これをやると、面接官に力強く話すことができます。本当の意思なわけだから、良い意味で自然と力が入ってしまう)

上記のような、自己分析というか自己相談(?)みたいなことをたくさんしました。
おかげで、ひとりごとが増えました。

<就活中に感じたこと>

素を見せる(無理して入社しても、後から大変になるだけ)。
伝わらなきゃ意味がない。
面接する立場とされる立場では、見てるところが全然違う。

コミュニケーション能力というよりは、聞く力。
余計な情報に流されない(特にネット関係)。
企業研究、最重要。
笑顔。
最初の印象で70%決まる。(この人と働きたいと思わせる。)
自分で決める(でもアドバイスを素直に聞くのは大事)。

会話に難しい言葉はいらない。わかりやすく簡潔に話す(結論から)。

業界絞るのは、本当に良くない。本当によくない。「食わず嫌い」は絶対に損をします。

フットワークの軽さ。
ネットに頼りすぎない。ネットで企業を探しているだけでは、就職活動とは言えません。

面接官に、今日の面接で良かったところと直したほうがいいところを聞く。←すごい大事。
面接官の質問にどんな意図があるか、何を求めているか考えて発言する。

面接の朝に別の企業のお祈りメールがくることもある。けど落ち込んでる場合じゃない。

ポイントは4月。2、3月は放っておいてもみんな頑張るけど、4月になると周りが内定し始めたりして、不安になったり落ち込んだり、心境の揺れ幅がものすごいです。そこで投げやりにならず頑張れるかで、5月以降の内定率に大きく変わってくると思います。

母数も大事だけど、内容の濃さを徐々に上げていくこと。
めっちゃお金かかる。

就職活動の目的は、「内定をもらう」とか「まじめに将来のことを考える」ことであって、「就活を頑張る」ことではない。だから僕は、意識的に「頑張る」という言葉を使わないようにしました。
感覚的にですが、就活中に「頑張る」という言葉をたくさん使っている人は、長引いている気がしました。なかなか上手くいかないと「私頑張ってるんだけどなー」ってことを言いがちです。でも、こういう小さな意識が、意外に大事なのかもしれません。悩んだときは原点回帰。


以下コピペ。僕がたまたま就活前に読んだので。

ある大学でこんな授業があったという。
「クイズの時間だ」教授はそう言って、大きな壺を取り出し教壇に置いた。
その壺に、彼は一つ一つ岩を詰めた。壺がいっぱいになるまで岩を詰めて、彼は学生に聞いた。
「この壺は満杯か?」教室中の学生が「はい」と答えた。
「本当に?」そう言いながら教授は、教壇の下からバケツいっぱいの砂利をとり出した。
そしてじゃりを壺の中に流し込み、壺を振りながら、岩と岩の間を砂利で埋めていく。
そしてもう一度聞いた。
「この壺は満杯か?」学生は答えられない。
一人の生徒が「多分違うだろう」と答えた。

教授は「そうだ」と笑い、今度は教壇の陰から砂の入ったバケツを取り出した。
それを岩と砂利の隙間に流し込んだ後、三度目の質問を投げかけた。
「この壺はこれでいっぱいになったか?」 学生は声を揃えて、「いや」と答えた。
教授は水差しを取り出し、壺の縁までなみなみと注いだ。彼は学生に最後の質問を投げかける。
「僕が何を言いたいのかわかるだろうか」

一人の学生が手を挙げた。「どんなにスケジュールが厳しい時でも、最大限の努力をすれば、 いつでも予定を詰め込む事は可能だということです」「それは違う」と教授は言った。

「重要なポイントはそこにはないんだよ。この例が私達に示してくれる真実は、 大きな岩を先に入れないかぎり、それが入る余地は、その後二度とないという事なんだ」
君たちの人生にとって"大きな岩"とは何だろう、と教授は話し始める。
それは、仕事であったり、志であったり、愛する人であったり、家庭であったり・自分の夢であったり…。
ここで言う"大きな岩"とは、君たちにとって一番大事なものだ。
それを最初に壺の中に入れなさい。さもないと、君達はそれを永遠に失う事になる。
もし君達が小さな砂利や砂や、つまり自分にとって重要性の低いものから自分の壺を満たしていけば、 君達の人生は重要でない「何か」に満たされたものになるだろう。
そして大きな岩、つまり自分にとって一番大事なものに割く時間を失い、その結果それ自体失うだろう。

原訳: 間瀬俊明 2003 / 原典?: Stephen Covey et al. "First Things First" 1994)

就活してると目の前のことしか見えなくなりがちです。せっかくの就職活動なので「どんな人生をおくりたいか」、思いっきり哲学的になったらいいと思います。自分のことを真面目に見つめなおす上では、就活はこれ以上ないイベントなんじゃないかと。
落ち込むこともたくさんあると思いますが、気長に考えましょう(気楽はダメ)。僕でよかったら相談いつでも乗ります。長文すいませんでした。でしゃばってごめんなさい。

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