【これは 1996 年時点の講義内容です!!】 【ここ数年はこの講義を担当していません】 11291 情報処理基礎 営234選 西村和夫(663) (1) 講義のねらい  コンピュータを利用して,各種の情報を経営における問題解決と意思決定に 役立てる方法を学びます。  具体的には,実習を通して統合ソフトウェア(表計算,グラフ,データベー ス)の基本的な使い方と応用ができるようになることを主目的にします。  また,ソフトウェアの発注をするときの契約の細部を取り決める“仕様書” の書き方を学びます。そのためにプログラム言語についても少し実習します。 これによって,プログラム言語がどんなものかが理解できるでしょう。 (2) 講義の内容と授業スケジュール 月 回数 内 容 4 1 授業内容概説,コンピュータの起動と終了のしかた,利用者登録 4 1 フロッピーディスクの初期化,タイピングのしかたと練習方法 4〜5 2 キーボードに慣れよう: ワードプロセッサ(一太郎)の使い方 5 3 表計算; 教本ファイルの配布,第2章 ワークシート,アイコン, メニュー 6 2 基本操作,ファイルの呼出し・保存,複写・移動 6 1 入力,関数,スタイル設定 6 1 式の複写,各種表示形式,罫線,プリビューと印刷 7 1 別ファイルとの結合,総合練習 7 1 第3章 グラフの作成 7 1 第5章 データベースの検索,並べ替え 9 2 標準偏差,歪度,尖度; データの平滑化・予測 10 1 コンピュータ・シミュレーションへの応用 10 2 マクロ,自動記録,マクロボタン 10 1 プログラム言語 Pascal; 起動と実行,簡単なプログラム 11 4 構造的プログラミング(トップダウン設計); 手続,繰返し, 選択,型 12 3 仕様書の作成,プログラム作成 1 1 コンピュータの構造,通信とネットワーク (3) 履修上の留意点  出席して実習に参加していないとリポートの作成は無理です。特に 4〜5 月 および11月の授業は欠席すると次回の実習が困難になります。欠席も遅刻もし ないこと。また,やむを得ず欠席したときは必ず自習しておくこと。 (4) 成績評価の方法  4回のリポートおよび簡単な実技試験によります。とくに統合ソフトウェア のリポートを重視。 (5) 教科書  『Lotus 1-2-3 R4J トレーニングキット』,Lotus社,非売品(毎時間配布・ 回収). (6) 参考書  ロータス研究会,『Lotus 1-2-3 ハンディ・マニュアル』,ナツメ社,1500円.   A. ケラー,師(訳),『はじめてのプログラミング』,マグロウヒル,3200円. (7) その他  ほとんどが実習です。また,画面の放送とOHPおよびプリントを使います。 [関連科目] → 経営情報論,経営科学