シラバス照会
2021 年度のシラバス
履修コード/科目名称 | 136551 / 経営科学概論B | ||
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開講年度・期 | 2021年 後期 | 開講曜日・時限 | 木曜日 4時限 |
単位数 | 2 | ||
付記 | ◎予 | ||
主担当教員氏名(カナ) | 西村 和夫(ニシムラ カズオ) | ||
副担当教員氏名(カナ) |
授業概要 | ● 経営学部の学生は全員が,卒業するまでに履修してほしい科目です. ◆ 市場戦略学科の学生は,早めに履修してほしい科目です(選択必修). 生産活動には,物作りの技術のほかに,高能率,高品質,短納期を達成するための効率的な生産システムの設計,改善および維持管理の技術が必要です.わが 国の産業界は,いち早く IE(経営工学),OR(オペレーションズリサーチ),QC(品質管理)をはじめとする経営管理技術を導入することによって,生産,品質,コスト面で飛躍 的な発展を成しとげました. この講義では IE,QC を中心に,経営管理技術の基本的な理論と各種の新しい手法を概説します.また,今後,経営科学系の科目を受講する上での基礎を学びます. |
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到達目標(ねらい) | ¶ 理解すべきこと: 正規分布と標準正規分布,管理図の使用目的,抜取り検査の概念,第1種の誤りと第2種の誤り,ワークサンプリング,埋没費用の概念,環境による損得の違 い,複利,現在の価値と将来の価値との差異,各グラフを利用すべき状況,チェックシート・散布図の使用目的,層別を利用すべき状況. ¶ 計算できるようになるべきこと: 標準正規分布の確率から正規分布の確率への変換,現在価値のキャッシュフロー,現価と終価と年価との相互変換,単純移動平均,指数平滑法による予測,対移動平均比率法による予測. ¶ 知るべきこと: x-R管理図の作成のしかた,無作為抽出の困難さ,損得計算における減価償却費の扱いと割勘計算の危うさ. |
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授業スケジュール |
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履修上の留意点等 | 履修に際して予備的な知識は必要としません. 各種手法についての理解を深めるために,毎回演習を行い,結果の画像を YeStudy に提出してもらいます.一部で,グループ学習を行う予定です. 基本的に Google Meet を用いたリアルタイム型のオンライン形式で授業を行います.授業回によっては,対面で授業を行うことがあります. 関連科目: 経営統計 A,経営数学 A,確率・統計入門 A,管理会計論; (市) 計量経済学,経営統計 B,マネジメント・サイエンス A,マーケティング・リサーチ A/B |
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成績評価の方法 |
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教科書/テキスト |
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参考書 図書館蔵書検索 |
[4] 秋庭雅夫ほか『経営工学概論』朝倉書店, 1988, ¥3,800. ISBN 978-4254209518. [5] 佃純誠ほか『新しい経営工学』中央経済社, 1997, ¥3,780. ISBN 978-4502408854. |
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学生による授業アンケート結果等による授業内容・方法の改善について | 昨年度の授業も定刻どおりに行われ,休講はありませんでした.毎回 演習を行 い,画像を提出してもらいました. アンケートによれば, 1時間以上の予習をしている人が 42% で,平均予習時間は 1.4 時間でした.1時間以上の復習をしている人は 46% で,平均復習時間は 1.5 時間でした.授業に熱心に取り組んでいる人(選択肢 5+4)は,81% でした. 授業にはシラバスの内容が反映され(選択肢 5+4 で 88%),進み方はほぼ適切であり(同 66%),資料は授業内容を理解するうえでほぼ効果的だった(77%)そうです.担当教員の熱意(86%),話し方(86%),板書やスクリーンの文字 (79%)は良好でした.静粛な環境づくりへの配慮(87%),意見や質問への対応(67%)も良好でした.内容の理解(62%)・興味(67%)・達成 (69%)については,選択肢 3 が 20% ほどでした. 自由記述欄では,「反転授業によってしっかり身に着けることができる」,「予習確認テストが毎回あるので、理解しようという意欲が掻き立てられる。テス トをすることで記憶に残りやすい。」という意見がありました.「前期よりも難しくなり、授業中の説明だけでは理解が追いつかなくなった。もう少し課題の内 容についての説明に時間を取ってほしかった。」は改善します. 今年度も,定期試験は行わず,小テストと課題で評価します. |
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関連リンク | 授業内容の構成: https://www.komazawa-u.ac.jp/~kazov/Nis/lecture/mansci/syllabus-prec.html | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
実務経験がある教員による授業科目 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アクティブラーニング型の授業科目 | 毎回 小テストを行い,演習結果の画像を提出していただきます. |