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カンボジアの寺院

更新 2015-08-22

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アンコール・トム (Angkor Thom)

都城.1辺 3km の堀と,ラテライトで築かれた高さ 8m の城壁で囲まれている. 南大門,北大門,西大門,東に死者の門と勝利の門がある.各城門の上部はの塔には,東西南北の四面に観世音菩薩の彫刻がある. 門前の橋の欄干は,乳海攪拌のナーガ(大蛇)を模していて,ナーガを引っ張るアスラ(阿修羅)と神々の像がある. アンコール・トムの中央にバイヨン (Bayon) があり,その周囲に,象のテラス,ライ王のテラス,プレア・ピトゥなどの遺跡もある.

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道路の両脇に 1km の堀跡(王は舟で行き来したという)

バイヨン (Prasat Bayon)

12世紀末にジャヤーヴァルマン7世が建立.仏教(観音菩薩)とヒンドゥー教が混交.アンコール・トムの中心.

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寺院周囲の堀跡(ほぼ1周しているが,ガイドブックや平面図にはない)

Map (plan) / Prasat Bayon / Angkor Thom / Siem Reap / Cambodia
平面図
現地解説板

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横矢掛か

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1面に3箇所の階段

バプーオン (Baphuon)

1060 年頃にウダヤーディティヤヴァルマン2世が建立.ヒンドゥー教寺院だった.15 世紀以降に仏教.

Baphuon / Angkol Thom / Siem Reap / Cambodia

[8] バプーン城址 の詳細な報告


ピミアナカス (Prasat Phimean Akas)

10世紀末に建造.現状の3層ピラミッド構造は,11世紀初頭にスーリヤヴァルマン1世が建立.ヒンドゥー教. 東西 581m,南北 242m.

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西面の階段

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階段下の桝形

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東面

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東方遠くに段差(バイヨンへの通路の脇)

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頂部の神殿

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西面の回廊

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西面の階段だけが張り出している(唯一の登り口)

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東側(正面)から見た全体

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段差

象のテラス (Terrace of the Elephants)

12世紀末にジャヤーヴァルマン7世が建立.

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巨大な閲兵席(かつ接見所)の基壇

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裏側

ライ王のテラス (Preah Learn Sdech Kunlung)

12世紀末にジャヤーヴァルマン7世が造った.バイヨン様式.1辺が 25m,高さ 6m. 南東部は二重になり,内側の壁一面に彫刻がある.

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左右の通路

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