第 3 回 愛媛大学考古学研究室公開シンポジウム
遺跡が語る村上水軍

終了しました



各位
                        愛媛大学法文学部考古学研究室
                               下條 信行
                               村上 恭通

            第3回 愛媛大学考古学研究室公開シンポジウム
                  遺跡が語る村上水軍

                  ―開催のご案内―

 村上水軍―――瀬戸内のみならず、わが国の中近世を考えるうえで重要な役割を担った存在です。 しまなみ海道の建設に先立って実施された発掘調査で、多くの村上水軍に関する資料をえました。 さらに、平成12年、13年度と愛媛県が行った「しまなみ水軍浪漫のみち文化財調査」ではわが国でも屈指の海城である甘崎城と来島城にはじめて発掘のメスを入れ、多くの収穫を得ました。
 また、各地で活動した村上水軍は福岡の小倉城や佐賀の名護屋城にもその足跡を残し、考古学的調査が明らかにしつつあります。
 この第3回愛媛大学考古学研究室公開シンポジウムでは、近年、考古学を通じて明らかにされた村上水軍の姿に焦点を当て、今後、村上水軍の遺跡をいかに後世に伝えるか、考えてみたいと思います。

                   記

          第3回 愛媛大学考古学研究室公開シンポジウム
               遺跡が語る村上水軍
【内容】
 基調報告1
    海城の考古学的調査と岩礁ピットについて  下條信行(愛媛大学法文学部)
 基調報告2
    海城における出土遺物の特徴        柴田圭子
                         ((財)愛媛県埋蔵文化財調査センター)
 基調報告3
    小倉城と能島村上氏 ― 村上八郎左右衛門の活躍 ―
                         梅崎恵司(北九州市芸術文化振興財団)
 基調報告4
    文禄・慶長の役と水軍           高瀬哲郎(佐賀県立名護屋城博物館)

 討論会 下條信行、柴田圭子、梅崎恵司、高瀬哲郎、谷若倫郎(愛媛県教育委員会)

 【開催日時】 平成14(2002)年11月30日(土) 11:00〜17:00(開場は10:00)

 【会場】   今治市公会堂(今治市役所隣)メインホール

 【参加費】  資料代500円

  当日は公会堂ロビーにおいて発掘調査で出土した遺物を展示し、午後、解説の時間をもうけます。
  ご期待ください。


このページの内容は、主催者から送付されたファイルのままです。 中世城郭研究会は、掲載内容についていっさいの責任を負いません。

ひとつ戻る

Valid HTML 4.01! 管理人にメール