守護所・戦国城下町を考える
守護所シンポジウム@岐阜
第 12 回東海考古学フォーラム岐阜大会
2004 年 8 月 21, 22 日(土, 日)
終了しました
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■趣旨
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近年、岐阜市周辺では、革手、福光、大桑、岐阜城千畳敷などで、15 世紀後半 〜 16
世紀の守護所・戦国城下町の実態が解明されつつあります。全国的にみても、豊後府
内、周防山口、阿波勝瑞、能登七尾などで新しい成果が上がっています。
私たちは、このような状況をうけて、考古学、歴史地理学、文献史学など、それぞ
れの専攻分野を越えて守護所・戦国城下町について考える、新たな研究方法を模索し
てきました。また全国の守護所・城下町について集成した資料集を編纂しました。
シンポジウムでは、こうした最新の研究成果にもとづき、美濃および全国各地の守
護所・戦国城下町像を空間構造論の視点から提示し、戦国期の地域社会において政治
都市がどのように成立、発展し、豊かな個性を備えるにいたったのかを明らかにした
いと考えています。
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■主催 守護所シンポジウム@岐阜研究会
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■共催 岐阜市歴史博物館
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■期日 2004 年 8 月 21 日(土)午前 10 時 〜 8 月 22 日(日)午後 4 時
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■会場 ぱるるプラザ岐阜
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岐阜市橋本町 1-10-11 (JR岐阜駅北出口すぐ西) tel. 058-269-4340(代)
http://www.mielparque.or.jp/gifu/gifu01.html
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■参加費 無料
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ただし資料代は実費が必要(4,000円程度の見込み)
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■日程
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- ◇ 21 日(土) 午前 10 時 〜 午後 5 時 30 分
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- <基調報告>
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内堀信雄「土岐氏と道三・信長の城下町−東海の首都“革手”から天下布武の本拠“岐阜”へ−」
鈴木正貴「織田信長の都市(まち)づくりの源流−尾張守護所の景観復元研究から考える−」
- <経過報告>
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三宅唯美「これまでの活動と課題」
- <事例報告>
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善端 直「能登畠山氏の城下町 七尾」
重見高博「阿波の守護所〜秋月から勝瑞へ、そして細川氏から三好氏へ〜」
古賀信幸「動かない戦国期の守護所 周防国・山口」
坪根伸也「守護大友氏と豊後府中の空間構造」
※終了後、午後 6 時から懇親会
- ◇ 22 日(日) 午前 9 時〜午後 4 時
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- <論点整理>
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仁木 宏「室町・戦国時代の社会構造と守護所・城下町」
- <事例報告>
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伊藤 太「一色氏と雪舟が描いたまち 丹後府中」
福島克彦「戦国期畿内近国の都市と守護所」
- <討論>
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「守護所・戦国城下町研究のいま」 コーディネーター山上雅弘、山村亜希
※報告タイトルはいずれも仮題。当日変更されることがあります
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■懇親会
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◇ 日時 8 月 21 日(土)午後6時〜
◇ 会場 ホテル 330 グランデ
岐阜市長住町 5-8(シンポ会場から北へ徒歩すぐ) tel. 058-267-0330
http://www.hotel330.co.jp/gifu/main.html
◇ 会費 5,000円
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■申し込み方法
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E-mail(推奨)またはハガキに
(1) 氏名
(2) 郵便番号・住所
(3) 職業、勤務先等
(4) 電話番号
(5) E-mailアドレス
(6) シンポジウムに参加する・しない
(7) 懇親会に参加する・しない
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をご記入の上、下記までお申し込みください
◇ E-mail: mino_koku@hotmail.com
◇ ハガキ: 〒500-8003 岐阜市大宮町 2-18-1 岐阜市歴史博物館内
守護所シンポジウム係 宛
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■申し込み締め切り 7 月末日
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■お問い合わせ 090-6078-3679(専用携帯電話)
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※岐阜市歴史博物館への直接の問い合わせ、電話での申し込みはご遠慮ください
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■その他
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宿泊・昼食等のあっせんはいたしません。各自ご用意ください
会場内は飲食禁止です
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■シンポジウム資料集
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資料集のみの購入も承わります。後日確定した金額や送金方法等を案内します
ので、必ず E-mail または往復はがきでお申し込みください
上記シンポジウムでの報告のレジメのほか、以下の誌上報告等を掲載します(予定)
事例報告: 山上雅弘「播磨」、柴田龍司「関東」
特論: 市村高男、伊藤俊一、小野木学、小島道裕、野田泰三ほかの論考を
掲載
資料: 守護所・戦国城下町関係古図・絵図等集成(山村亜希編)
室町期美濃守護関係文書目録(三宅唯美)
近世地誌資料紹介(長沼毅)
別冊: 全国守護所・戦国城下町集成
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中世城郭研究会は、掲載内容についていっさいの責任を負いません。
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