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動作分析の演習 (Therblig, サーブリッグ)

演習課題: ある作業をサーブリッグ記号を用いて動作に分解し,右手と左手に分けて時系列で記述する.後に,その作業(動作の列)を縮約する.
サンプル動画: [ プロの例: キャップは持ったまま キャップ付きボトルからグラスに注ぐ(プロの例)撮影協力: Bar Distant  2020-09-20.

参考:

解答の後半(改良):

年月日 20__-__-__  番号 _________ 氏名 ___________

【動作系列の縮約】2

作業「キャップ付きボトルからグラスに液体を注ぐ」(キャップを左手で取り,テーブルに置かない場合)をサーブリッグの動作に分解し,右手と左手に分けて縦に時系列で記述する.サーブリッグ記号の図に,簡単な説明文を併記する.

No. 左手の動作 右手の動作
No.
簡単な説明 記号 記号 簡単な説明
右手でボトルを棚から取ってくる.
 1 待ち AD TE ボトルに手を伸ばす  1
 2 P ボトルに手をかける  2
 3 G ボトルをつかむ  3
 4 キャップに手を移動する TE TL ボトルを手元に運ぶ  4
左手でキャップを外し,テーブルに置く.
 9 キャップに手をかける P H ボトルを保持する  5
10 キャップをつかむ G  6
11 キャップを左に回して開ける DA  7
右手でグラスに注ぐ.
17 キャップを保持する H TL ボトルをグラスの上に移動する  8
18 P ボトルの口をグラスの真上に持ってくる  9
19 U ボトルの内容物(ウイスキー)を注ぐ 10
20 I 適量であることを確認する 11
21 U 注ぐのをやめる 12
22 TL ボトルを手元に戻す 13
左手でキャップをはめる.
29 キャップをボトルの口に合わせる P H ボトルを保持する 14
30 キャップを右に回して閉める A 15
31 キャップから手を放す RL 16
右手でボトルを棚に戻す.
35 待ち AD TL ボトルを棚に運ぶ 17
36 P ボトルを元の位置に戻す 18
37 RL ボトルを放す 19
38 TE 手を手元に戻す 20

備考: 動作の粒度(細かさの程度)にはっきりした決まりはなく,記述者によって少し異なりうる.上の記述は,やや細かすぎるかもしれない.
 途中にある小字(この大きさ)の説明文と No. は,解説の便宜のために挿入してある.本来の Therblig 分析では記入しない.

未完成完成縮約1縮約2

更新 2020-09-21 ← 2019-05-08 ← 2017-04-24 作成


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NISHIMURA, Kazuo nishimura@komazawa-u.ac.jp