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情報セキュリティB 2018

知識の増加量(事後 − 事前)

前年度の結果 次年度の結果
前期 A の結果

授業に登場する代表的な用語を,授業開始時に知っていたか/授業終了時(試験前)に知ったかどうかを,それぞれ4段階の数値で回答してもらいました.(回答は評価の対象にしないことを伝えてあります.)

選択肢:
 0=知らない,
 1=用語だけは知っている,
 2=内容を少し知っている,
 3=内容を知っている.

同一回答者(14 人)について,回答の数値の差を集計したのが,下表です.
ほぼ全ての項目で平均が 0.7 段階以上に上昇していることが分かります.

用語の理解度の増分(授業終了時 − 授業開始時)

回答者 No.平均1234567891011121314
平均1.12.01.81.81.51.41.41.01.0.9.8.7.6.5.5
平文2.023331221222311
共通鍵暗号1.631222313211011
ハッシュ関数1.63232222310001
公開鍵暗号1.53130231311011
オープンソースソフトウェア1.322222103011101
アクセス制御リスト1.33212221111111-1
RSA1.330222111211011
プロバイダ責任法1.222232011210100
迷惑メール対策法1.22212221-120122-1
1.222211220022010
電波法1.2132331101-1100
復号1.1132122-1001102
電子署名法1.1322121131-2101-1
エシュロン1.121221002111002
AES1.132211011011011
不正アクセス禁止法1.01221132-1100110
電磁的記録不正作出及び供用1.012321003211-1-10
IPアドレス0.91211111110110
個人情報保護法0.91210122001-1111
“及び・並びに”の使い方0.8200121100210
電子投票0.81-1121011011111
虹彩認識0.82202211-1000002
解読0.723200100011000
認証0.632101010010000

個人情報保護法は,すでに前期に学修しています. それ以外で差の平均値が小さい用語(IPアドレス など)は,もともと知っていた用語だろうと思われます.

また,値がマイナスである欄は,知っていたつもりだった用語を実は知らなかったことが履修中に判明したのかもしれません.


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NISHIMURA, Kazuo nishimura@komazawa-u.ac.jp