トップ > しごと > 情報セキュリティ >

情報セキュリティB 2019

知識の増加量(事後 − 事前)

前年度の結果 次年度の結果
前期 A の結果

授業に登場する代表的な用語を,授業開始時に知っていたか/授業終了時(試験前)に知ったかどうかを,それぞれ4段階の数値で回答してもらいました.(回答は評価の対象にしないことを伝えてあります.)

選択肢:
 0=知らない,
 1=用語だけは知っている,
 2=内容を少し知っている,
 3=内容を知っている.

同一回答者(31 人)について,授業の開始時/終了時における理解度の差を集計したのが,下表です.
ほぼ全ての用語で平均が 0.7 段階以上に上昇していることが分かります.

用語の理解度の増分(授業終了時 − 授業開始時)

回答者 No.平均12345678910111213141516171819202122232425262728293031
平均1.01.91.91.81.81.51.41.41.31.31.31.31.31.31.21.21.21.01.01.0.9.7.7.7.7.6.5.5.3.3-.1-.4
(1) 平文1.83313232212221333312303221221-1-10
(2) 共通鍵暗号1.63312332333222223100-1111221202-1-1
(3) 復号1.52213221302322131211310112222-2-1
(4) アクセス制御リスト1.53323132221121231213202122101-1-20
(5) 公開鍵暗号1.5311332222322121322-101012112020-1
(6) RSA1.5332112110223221220231302110201-1
(7) AES1.3223112121223120122030202100103-1
(8) ハッシュ関数1.3321121212132211232-12-11120110110
(9) 電磁的記録不正作出及び供用1.02232212211011110101211011001001
(10) “及び・並びに”の使い方1.031210-11123112103121-13100-1-1-1222-1
(11) オープンソースソフトウェア1.012031223111110-1231021-11111010-10
(12) エシュロン1.0122221212022012110120002-11020-10
(13) 虹彩認識0.93332222001022002-22311-1001002-1-10
(14) 鍵0.920221001112011200031120121-1200
(15) 不正アクセス禁止法0.923212211200211221021101010000-2-1
(16) 電子署名法0.932211220101011210220021-1101-102-1
(17) 電波法0.80231211110001110102210101001011
(18) プロバイダ責任法0.81231221111122111-101-211012010-10-1
(19) 解読0.721122-1112120211-1021-11120110-12-2-1
(20) 迷惑メール対策法0.711210120221001111120101-1200-101-1
(21) 電子投票0.7121211102121112-11110110-3-10-1020
(22) IPアドレス0.41232020211000111010-22-100-100-1-1-20
(23) 認証0.41111202112002100010-11-10-1-100-1-110
(24) 個人情報保護法0.2001110010000110110-10010101-1-1-10

個人情報保護法は,すでに前期に学修しています. それ以外で差の平均値が小さい用語(IPアドレス など)は,もともと知っていた用語だろうと思われます.

また,値がマイナスである欄は,知っていたつもりだった用語を実は知らなかったことが履修中に判明したのかもしれません.


Valid HTML 4.01! Valid CSS!
back ひとつ戻る
Banner 西村和夫のページ に戻る
NISHIMURA, Kazuo nishimura@komazawa-u.ac.jp