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自分で問題を発見し,分析し,解決する能力を養う. そのために,いくつかの例題の解決を通して,問題解決の手法を学習する. また,発見した問題とその解決結果を報告することによって,自分で見つけたテーマ(問題)で論文を作成し,発表できるようになる.
到達目標:
面接および SCT(文章完成法テスト)によって選考する. 説明会 に出席しないと,面接が受けられない. 原則として“情報処理基礎 A, B”を履修していること.
論文作成のリテラシー(問題の設定,情報の検索,発表のしかた)を身に着ける.
回 (月) | 内 容 |
1 (4) | アイスブレーキング.役員の決定. |
2〜6 (4〜5) | タッチタイピングの習熟(全員が毎分 100 文字以上タイプできるようになる). ⇒ リポートや論文の作成に役立つ. |
3〜7 (5) | W3C が定めた文法に従った HTML 文書(Web ページ)の作成.文法の検査.CSS. ⇒ ゼミ論文の発表に役立つ. |
8〜10 (6) | 書誌情報による検索のしかたと検索練習. ⇒ リポートやゼミ論文の作成に役立つ. |
11〜14 (7) | 文章の書きかた: 頭括法,ビジネス文書の書きかた [1],リポートの書きかた. |
15 (9) | 研究発表会(検索結果の報告) |
16〜21, 26〜30 (9〜12) | 問題の発見と解決: 問題とは何か,解決の諸方法(参考書 [3]; 4つのナイトの交換問題, 川渡り問題 など) ⇒ ゼミ論文の作成に役立つ. |
22〜25 (11) | コンピュータによる問題解決(表計算ソフトウェアの応用). |
ビジネスプロセスの要求仕様の書きかたと,論文の書きかたを習得する.
回 (月) | 内 容 |
1〜11 (4〜6) | テーマの発見と,発表の練習.小論文の作成. |
12〜14 (7) | ゼミ論文のテーマの決定. |
15 (9) | 研究発表会 |
20 (9) | 論文 Web ページの作製. |
21〜23 (10) | 面接官のしかた. |
24〜26 (11〜12) | 要求仕様の書きかた. |
27〜30 (12〜1) | ゼミ論文中間報告書の作成. |
28 (12) | 『会社四季報』の読みかた. |
論文(報告書)のまとめかたと書きかたを習得する [2].
回 (月) | 内 容 |
1〜6 (4) | 資料(論文など)の調査. |
3〜11 (5〜6) | 中間発表. |
12〜14 (7) | リポート提出. |
15 (9) | 研究発表会 |
16〜26 (9〜11) | 論文の作成と発表.論文 Web ページの作製. |
27〜29 (12) | 論文提出.文書作成ソフトウェアで作成したものに限る. |
30 (1) | 発表会.論文は各人のものを 2 冊ずつ製本し,1 冊は卒業の記念として与える. |
ゼミのほとんどを総合情報センター内の教場で行うが,コンピュータの操作方法を教えるわけではない.現在コンピュータについての知識がある人ではなく,やる気と実行力のある人を求む.原則として“情報処理基礎 A, B”を履修していること.
演習1: 平常点,タッチタイピング,Web ページの文法適合度,検索課題,リポート
演習2: 平常点,テーマの発見と発表,小論文,ゼミ論文中間報告書
演習3: 平常点,Web ページ,ゼミ論文,発表
[1] 吉田幸生,仕事の文章が面白いほど書ける本,中経出版,1992.
[2] 木下是雄,理科系の作文技術,中公新書 624,1981.
[3] P. Grogono and S. Nelson(永田訳),問題解決とプログラミング,近代科学社, 1985.
皆さんは,大教室での授業を受けているでしょう.
しかし,ゼミは少数の学生グループと教員とがともに研鑚するものです.
ゼミの運営は学生が自主的に行い,教員はその補助をします.
おそらく,皆さんの大学時代の楽しい知的活動の思い出となるでしょう.
プログラミングは基本的には自分で行うべきものです.完成したときの喜びは他人に教わっていては分かりません.
私は質問があれば答える程度にします.
なお.どのゼミを選ぶにしても,友人につられずに 自分の判断で決めてください. 交際期間は,現在の友人とよりも,ゼミの仲間とのほうが長くなるのですから.
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