勘九郎の測定器具
更新 2011-01-15

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現在の主な道具

左から: レーザ距離計アリダード(2個の対物スリットを組み合わせたもの)
A3判の画板,方位磁石,シャープペンシル.
1358 1358
両面テープで留めたケミカル・トレーシングフィルムの下には,先行図と換算表.
(初心者は,初回以外は先行図を下に敷かないほうがよいと思います.)
ときどきハンドレベルと電卓も使います.

1294 1294
ほしいもの: Nikon Laser 550AS (精度がやや低いかも)


下に掲載したのは,かつて使っていた道具です.

勘九郎オリジナルの道具

測距器

0075 0075
光学式測距儀 (ranging finder) とスラントゲージ(勾配計).
測距儀(SOKKIA SD3D)は全幅 40cm(基線長 30cm).
2重の像が重なったときのつまみの目盛を読み取る.

0124 0124
その接眼部とつまみ(つまみは2回転する)

0125 0125
使用状態(けっこう重い (^^;))

→ 後にレーザ距離計に変更


水平角度

アップの画像を撮りそこなった (^^;) 0008
レンサチックコンパス(スケッチブック中央)を追加 (2000-12-16).
下に定規を張り付け,目標物の方角を正確に写すために使っている.
コンパス部分は使っていない.(^^;)

→ 後にアリダードに変更
(レーザ距離計とアリダードは,2002 年から使っています.)


勾配計

土塁や切岸の斜面の水平距離(または垂直距離)を出すために使う.
なくてもよいが,あれば便利.

0110 0110
通常のスラントゲージ
(右端の回転部だけを使う)
0118 0118
裏側
(プリズムが接着してある)

測定している状態
0112 0112
高い(低い)目標物に稜線を合わせ,泡が中央にくるように水準器を回し,目盛を読む.
→ 後にハンドレベルに変更

水平距離 = 測定距離 × cos(角度)
垂直高さ = 測定距離 × sin(角度)
(関数電卓を使用するか下の表を使う)

水平距離早見表
角度cos1−cos
10
10°0.980.02
20°0.940.06
25°0.910.09
30°0.870.13
35°0.820.18
40°0.770.23
45°0.710.29
50°0.640.36
60°0.50
70°0.34
 →(拡大)→   水平距離早見表(小角度)
角度cos1−cos
10
0.9990.001
0.9980.002
0.9950.005
0.9900.010
10°0.9850.015
12°0.9780.02
14°0.970.03
16°0.960.04
18°0.950.05
20°0.940.06
 

実際には,ほとんどの場合で角度は 20°以下なので,数パーセントを割り引くだけでよい.
たとえば,仰角が 18°ならば,測定距離から 5% (= 1/20) を割り引けばよい(12.0m → 11.4m).

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NISHIMURA, Kankuro, Kazuo (nishimura@komazawa-u.ac.jp)