現在の主な道具
左から:
レーザ距離計と
アリダード(2個の対物スリットを組み合わせたもの),
A3判の画板,方位磁石,シャープペンシル.
1358
両面テープで留めたケミカル・トレーシングフィルムの下には,先行図と換算表.
(初心者は,初回以外は先行図を下に敷かないほうがよいと思います.)
ときどきハンドレベルと電卓も使います.
1294
ほしいもの:
Nikon Laser 550AS (精度がやや低いかも)
下に掲載したのは,かつて使っていた道具です.
勘九郎オリジナルの道具
測距器
0075
光学式測距儀 (ranging finder) とスラントゲージ(勾配計).
測距儀(
SOKKIA SD3D)は全幅 40cm(基線長 30cm).
2重の像が重なったときのつまみの目盛を読み取る.
0124
その接眼部とつまみ(つまみは2回転する)
0125
使用状態(けっこう重い (^^;))
→ 後にレーザ距離計に変更
水平角度
0008
レンサチックコンパス(スケッチブック中央)を追加 (2000-12-16).
下に定規を張り付け,目標物の方角を正確に写すために使っている.
コンパス部分は使っていない.(^^;)
→ 後にアリダードに変更
(レーザ距離計とアリダードは,2002 年から使っています.)
勾配計
土塁や切岸の斜面の水平距離(または垂直距離)を出すために使う.
なくてもよいが,あれば便利.
0110
通常のスラントゲージ
(右端の回転部だけを使う)
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0118
裏側
(プリズムが接着してある)
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測定している状態
0112
高い(低い)目標物に稜線を合わせ,泡が中央にくるように水準器を回し,目盛を読む.
→ 後にハンドレベルに変更
水平距離 = 測定距離 × cos(角度)
垂直高さ = 測定距離 × sin(角度)
(関数電卓を使用するか下の表を使う)
水平距離早見表
角度 | cos | 1−cos |
0° | 1 | 0 |
10° | 0.98 | 0.02 |
20° | 0.94 | 0.06 |
25° | 0.91 | 0.09 |
30° | 0.87 | 0.13 |
35° | 0.82 | 0.18 |
40° | 0.77 | 0.23 |
45° | 0.71 | 0.29 |
50° | 0.64 | 0.36 |
60° | 0.50 | − |
70° | 0.34 | − |
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→(拡大)→ |
水平距離早見表(小角度)
角度 | cos | 1−cos |
0° | 1 | 0 |
2° | 0.999 | 0.001 |
4° | 0.998 | 0.002 |
6° | 0.995 | 0.005 |
8° | 0.990 | 0.010 |
10° | 0.985 | 0.015 |
12° | 0.978 | 0.02 |
14° | 0.97 | 0.03 |
16° | 0.96 | 0.04 |
18° | 0.95 | 0.05 |
20° | 0.94 | 0.06 |
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実際には,ほとんどの場合で角度は 20°以下なので,数パーセントを割り引くだけでよい.
たとえば,仰角が 18°ならば,測定距離から 5% (= 1/20) を割り引けばよい(12.0m → 11.4m).
縄張図の比較