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情報セキュリティA 2019

知識の増加量(事後 − 事前)

前年度の結果 次年度の結果
後期 B の結果

授業に登場する代表的な用語を,授業開始時に知っていたか/授業終了時(試験前)に知ったかどうかを,それぞれ4段階の数値で回答してもらいました.(回答は評価の対象にしないことを伝えてあります.)

選択肢:
 0=知らない,
 1=用語だけは知っている,
 2=内容を少しは知っている,
 3=内容を知っている.

同一回答者(30 人)について,授業の開始時/終了時における理解度の差を集計したのが,下表です.
全ての用語で平均が 0.7 段階以上に上昇していることが分かります.

用語の理解度の増分(授業終了時 − 授業開始時)

回答者 No.平均123456789101112131415161718192021222324252627282930
平均1.32.22.12.12.11.91.91.91.81.81.61.51.51.51.41.41.21.11.11.11.11.11.0.9.7.6.6.6.5.5.0
DDoS 攻撃1.722332333212132211212221120-1210
脆弱性1.6233232102220212102101322121213
ISMS1.53223122221221220311222100001
プライバシーマーク1.532221323232122132111021012010-2
ISO 270001.532331333212211102012231101001-1
IPA1.42221123222232122221110100010
SSL1.422223221223221111121020102010
情報セキュリティ文化1.4231221321322-121300311101121010
CISO1.3223321211212221301111110001210
JPCERT/CC1.22223222222322201011111101010-20
脅威1.123312010220212102100002012200
情報セキュリティ1.1222222212101102121002011011-111
ブラウザの鍵マーク1.0111332122111222121010-110101-10-1
情報処理技術者試験0.9321123131002012021211-1010-1-11-10
セキュリティ0.72221211121010-10101001100011010

差の平均値が小さめの用語(セキュリティ)は,もともと知っていた用語だろうと思われます.

また,値がマイナスである欄は,知っていたつもりだった用語を実は知らなかったことが履修中に判明したのかもしれません.


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NISHIMURA, Kazuo nishimura@komazawa-u.ac.jp